(1)ランニングシューズをきちんと履いてる?

最近、朝早くに公園や川辺でランニングをしている人をちらほら見るようになりました。ある人はダイエットのために、また健康のために、趣味でといろいろな人がいると思いますが、1ヶ月あたりで続かなくなる人が結構いるみたいです。

その人たちに尋ねてみると、「思ったより楽しく続けられないんです」という答えが多いです。良く聞いてみると共通している点がありました。思い立ってランニングを始めたのは良いけれど余りお金を掛けたくないとして、家にあった安物のスニーカーで始めた人が多いんです。

安物のスニーカーでランニングをきちんと続けるのは、少し厳しいと言わざるを得ません。ランニングをする為に必要なポイントがあって、スニーカーはそれを満たしていないのです。

ですから少しはお金を出してランニングシューズを購入することが、楽しいランニングを続ける必要条件と言えます。

(2)シューズ選びのポイント<ショップ編>

まずスニーカーとランニングシューズの違いは何でしょうか?大きく違うのはランニングシューズは軽いということです。それはママチャリとレーサー用自転車の重さの違いを考えてみたら良く分かるのではないかと思います。

自転車に比べればランニングシューズは安い買い物ですから、思い切ってランニングシューズ専門ショップに行ってみましょう。

専門店に行くメリットは、やはり品揃えが豊富だということです。ランニングシューズも様々なメーカーが参入していますし、色々なデザインのシューズを見るだけでもワクワクしますよ。

またお店には経験豊富なスタッフがいますので、いろいろなアドバイスを直接受けることができるからです。その際は、初心者なので軽さと安定性をメインに選びたいこと、数kmくらいのランニングを楽しみたいということ、また走る場所と地面の状態、目的などを率直に相談するのが良いです。お店の人も十分に検討してピッタリのシューズを提案してくれると思います。

足のサイズを適切な状態にする為に、お店に行くのは夕方か、少なくとも昼をまわってからにするのが良いでしょう。30分くらいウォーキングでもした上で行けたら良いですね。何故かと言うと、足のサイズは重力と体重によって、変わってしまうからです。

更に細かいことですが、走るときの靴下まで注意出来たら満点です。

(3)シューズ選びのポイント<実際に履いて選ぶ>

足のかたちは人によって大きく違います。分かりやすいのは足で一番長いのは人差し指のところか、親指のところかですね。また足の甲の高低、足幅の広狭、偏平足など、実際のところは履いてみないと何とも言えません。通信販売ではシューズは買いにくい理由の一つですね。

シューズの試し履きの方法は、

1.まずかかとをしっかりと合わせてから、靴の紐をしっかりと締める。

2.その時つま先に5〜10mm程度余裕があるかどうかを確認する。このときつま先は、指が自由に動かなければなりません。

3.その後、店内を軽く歩いてみて、違和感がないかどうか確認する。足全体が靴に接しているかもチェックして下さい。

同じメーカーでもモデルによって、元にしている足型が大きく違う場合もあります。とにかく多く試し履きをしてみて下さい。ぴったりとくるシューズがあると思います。

また試し履きは、両足履くことが基本です。左右の足の大きさは、違うのが普通だからです。もちろん大きい足のほうに合わせてくださいね。

ぴったり合うシューズが合っても、どうしてもデザインが気に入らないことがあれば、次点を選ぶのも良いです。記録会に出るわけではないですから(笑)

多く試し履きをして、ぴったりくる靴がなければ出直すことも大事です。納得のいかない買い物をしてお店に不満を持たれるよりも良いですから、誠実に断れば店員さんも気は悪くしないです。

ぴったり合ったランニングシューズで走れば、今までのランニングとは全然感覚が違うはずです。より楽しく快適にランニングを楽しんでください。


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