(1)ランニングにキャップは必需品です。

ランニングをしている人を見ると、多くの人がキャップをかぶっていますよね。あれはスタイルとしてキャップをかぶっているのではなくて、とても大切な役割をしているのですが、知っているでしょうか?

ランニングはスポーツの中でも、比較的体への負担が軽い運動で気軽に始める人も多いために、用具に対して余り気にしない人も多いです。

シューズやウェアに気をつけても、キャップにまで考えを向けている人は少ないかも知れませんが、意外と大切な役割を持っているんです。

キャップの役割としては、基本的には頭の保護ということになります。夏の日差しや、突然の雨にも対応するためにとても大事な役割をします。また余り機会はないとは思いますが、何かが風で飛ばされてきたり、また突然倒れたりしたときに、大切な頭を保護してくれることもあります。

(2)とくに夏場はキャップを手放せません

キャップの役割で特に重要なのは、日差しのカットです。ランニングは普通、早朝や夕方の日差しの比較的弱い時間帯に行うとは思いますが、夏の日差しは朝夕といっても気をつけないといけません。

首の後ろの頚椎は神経が集まっているところで、人体にとってとても重要な部分です。この部分に夏の強い日差しが直接当たらないようにすることは大切です。何故かと言うと首筋の神経がダメージを受けて脳から筋肉への命令がうまく伝達できなくなることがあるからです。

そうなると運動能力が低下するのはもちろん、疲労が倍になるというデータもあります。

また熱中症の危険性も考えなくてはいけません。

では夏場のランニングキャップの選び方は次のようになります。

1.軽量(素材がポリエステルやナイロン製)

2.ひさしがある。

3、メッシュがあるもの(吸汗性、通気性)

(3)冬場のランニングキャップ事情

冬場のランニングキャップの目的は、ずばり保温です。走り出して体が温まり始めるとキャップが邪魔だと感じる人もいるようですが、寒さから身を守るために、しっかりとキャップをかぶるようにしましょう。

保温効果を高めるために、温かい毛糸のニット帽をかぶるようにしましょう。またスキー用の帽子など、両耳もカバーするタイプを選ぶのも良い選択です。走って暑くなり帽子をとった場合も、ある程度クールダウンしたら、また帽子をかぶるといったことも大切です。

また冬場でも急に雨が降り出すこともあります。その時の為に、撥水性のある毛糸で作った帽子など雨をはじいてくれる帽子もありますので、選択肢の一つに入れてみてください。もしお気に入りの帽子が撥水性がない場合、汎用の防水スプレーを吹き付けておくという手もあります。もし手に入れれば、ズボンのすそやシューズにも使えるものも多いので役に立ちますよ。


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